2010.07.24(土)晴れ 気温34.6度
凛とした炎が、柔らかくゆらぎ、暖かさが心を和らげてくれます。 これが和ろうそくの炎です。 昔ながらのはぜの実からつくる和ろうそくは、洋ろうそくよりも明るく、 長い時間明かりを灯してくれます。 熊本市より南へ一時間弱、宇城市小川町は昔は色んな産業が栄えた町です。 今日はその面影が残る旧家、"新麹屋さん"で和蝋燭作りの体験をしてきました。 江戸時代末期から明治の初めごろに栄えた商家の一つ柏原家(新麹屋)は 家屋は明治5年の建築、1000坪の敷地だそうです。 明治から大正にかけて、はぜの実を搾って作られる生蝋が製造されていました。 丸いポストが懐かしい(*^.^*) 作り方は簡単、 65度の温度に溶かした生蝋を和紙で作った芯を真ん中に入れ、 型に流し込んで作ります。 肥後(熊本)藩で櫨の栽培がさかんになったのは、 打ち入り後の赤穂浪士を肥後藩が預かった際、親切な扱いのお礼として 櫨の栽培と製蝋を指導を受けたお陰だとだと言われています。
by suzu1944
| 2010-07-24 22:40
| 雑記
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